泉大津市立病院 消化器内科
泉大津市立病院 病理
2010 年 52 巻 3 号 p. 412-418
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症例は80歳,女性.血便精査目的で近医より紹介入院.入院後の大腸内視鏡検査の前処置(腸管洗浄法)中に虚血性大腸炎を発症した.その後,保存的に加療したが,発熱,下痢症状の改善がみられず,再度の大腸内視鏡検査を施行し,潰瘍底からの生検病理組織にて核内封入体を認め,虚血性大腸炎に続発したサイトメガロウイルス腸炎と診断した.虚血性大腸炎に続発したサイトメガロウイルス腸炎は稀であり,報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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