日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
アルゴンプラズマ凝固療法が奏功した難治性食道カンジダ症の1例
留置 辰治松中 秀之西川 泉井畑 裕三子田伏 弘行森 良幸篠永 卓郎東 克彦岡 政志一瀬 雅夫
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2010 年 52 巻 4 号 p. 1250-1256

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抄録
症例は74歳,男性.平成10年に下部食道に厚い白苔を伴う食道カンジダ症を認め,数年にわたり種々の抗真菌剤を繰り返し投与されたが白苔は残存したままであった.平成18年2月に食物の通過障害がひどくなり,内視鏡検査で咽頭部より食道胃粘膜接合部に広がるカンジダ病変を認め,特に下部食道は以前と同様に厚い白苔に覆われていた.抗真菌剤の投与とアルゴンプラズマ凝固療法(APC)を併用することで白苔は消失した.各種抗菌剤の投与のみでは治癒しない厚い白苔を伴う難治性食道カンジダ症に対しAPCは有効であると考えられた.
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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