日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
腹水コントロール不良肝硬変患者に対しintroducer法にて胃瘻造設術を施行しえた1例
吉田 孝司三井 秀雄金澤 伸郎
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2011 年 53 巻 1 号 p. 53-57

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抄録
食道静脈瘤を併存したChild C肝硬変患者に対しPEG(Percutaneous endoscopic gastrostomy)を施行した.食道静脈瘤からの出血とカテーテル周囲からの腹水漏出対策が必要であった.造設はintroducer法で行い,腹壁固定は胃壁と腹壁をより密着させるため4点固定とした.術後に出血や腹水漏出は認めなかった.腹水貯留は経皮内視鏡的胃瘻造設術の相対的禁忌になっているが対策を講じることで合併症なく施行できる可能性が示唆された.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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