日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
ポリープ様形態を呈し内視鏡的に切除した腎細胞癌胃転移の1例
原田 拓山野 泰穂吉川 健二郎木村 友昭高木 亮阿部 太郎徳竹 康二郎奥宮 雅代中岡 宙子関 仁史菅井 有
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キーワード: 転移性胃癌, 腎細胞癌
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2011 年 53 巻 11 号 p. 3529-3535

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抄録
65歳,男性.2007年10月に左腎細胞癌にて根治術を施行,以後再発なく経過していた.2009年7月にスクリーニング目的で施行された上部消化管内視鏡検査で胃体中部後壁に山田III型のポリープ様病変を認め,内視鏡所見からは過形成性または炎症性ポリープなどの非腫瘍性病変が示唆された.診断的治療目的にEMRを施行したところ,切除標本の病理組織所見では粘膜固有層深部に限局して淡明な細胞質を有する腫瘍細胞を認め腎細胞癌の胃転移と診断した.腎細胞癌の胃転移は稀であり,内視鏡的に切除した1例を経験したので報告する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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