日本消化器内視鏡学会雑誌
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Endocytoscopy systemによる食道扁平上皮癌の観察
熊谷 洋一川田 研郎山崎 繁飯田 道夫落合 高徳門馬 久美子小田島 肇河内 洋根本 哲生河野 辰幸田久保 海誉
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2011 年 53 巻 11 号 p. 3576-3585

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抄録
Endocytoscopy system(ECS)は細胞レベルまで観察が可能な超拡大内視鏡(接触型光学顕微鏡)として2003年に開発され臨床応用した.ECSは特に食道扁平上皮癌症例において内視鏡検査中リアルタイムに高画質な細胞,核の情報が得られる.
現在ECSはプローブタイプ,一体型,一眼式連続拡大型と3種類が開発されている.
プローブ型は1,100倍,450倍の2種類があり,一体型は80倍の拡大内視鏡に450倍のECSが内蔵されている.連続拡大型はH260Zと同様ハンドレバーで連続して380倍まで拡大が可能である.
ECSによる食道扁平上皮癌の観察では“核密度の上昇”,“核異型”が同時に観察された場合組織学的に悪性と診断してよく,84% の症例で“生検診断省略可能”と判断されている.
本論文では各ECSの特徴と開発の経緯,また食道悪性腫瘍に関するECS観察の原理と成績を文献的考察を含め報告する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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