日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
胃と直腸に髄外性病変を認めた多発性骨髄腫の1例
望月 洋介齋藤 康晴稲富 理小泉 祐介馬場 重樹仲原 民夫辻川 知之石田 光明安藤 朗藤山 佳秀
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2011 年 53 巻 3 号 p. 1090-1096

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抄録
症例は70歳代前半男性.腰痛を伴う高蛋白血症,高Ca血症,腎機能障害にて当院紹介受診.多発性骨髄腫と診断され化学療法にて寛解となるも,半年後に腹痛,腹満感が出現.腹部CTにて肝右葉に腫瘤を,また上部下部消化管内視鏡にて直腸および胃病変を認め,各々生検にて骨髄腫髄外病変と診断した.その後化学療法の反応乏しく,約5カ月後に死亡した.多発性骨髄腫の消化管髄外性病変は稀であり,本例では胃と直腸に認めたため報告する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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