日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
高度な貧血を契機に小腸内視鏡検査で診断された空腸リンパ管腫の1例
櫛田 早絵子西崎 朗小林 隆奥野 真紀子飛松 和俊山本 佳宣津田 政広井口 秀人白川 勝朗
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2011 年 53 巻 7 号 p. 1797-1803

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抄録
60代女性.黒色便を自覚し,近医にて高度な貧血を指摘された.上下部消化管内視鏡で出血源を認めず,当科紹介受診.CT,カプセル内視鏡,ダブルバルーン内視鏡にて空腸上部に活動性出血を伴う隆起性病変を指摘された.空腸部分切除術が行われ,病理組織診にてリンパ管腫と判明した.リンパ管腫は良性疾患だが,稀に消化管出血の原因となる.今後小腸内視鏡検査普及に伴い診断される機会が増えると思われた.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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