日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
胃病変を伴った消化管濾胞性リンパ腫の1例
荻原 真之堀田 欣一小山 恒男宮田 佳典友利 彰寿高橋 亜紀子北村 陽子
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2011 年 53 巻 8 号 p. 2006-2011

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抄録
症例は70歳,女性.上部消化管内視鏡検査にて胃角小彎に境界不明瞭な発赤調の平坦性病変を認め,十二指腸下行部に白色顆粒の集簇を認めた.生検の結果,両病変とも消化管濾胞性リンパ腫と診断した.経口的・経肛門的ダブルバルーン内視鏡検査を施行し,空腸,回腸にも濾胞性リンパ腫を認めた.治療はrituximab併用化学療法を選択し,寛解導入し得た.消化管瀘胞性リンパ腫に胃病変を合併することはまれであり,報告する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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