日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
当院で経験した微小印環細胞胃癌4例の検討
佐野 ひろみ廣岡 大司廣岡 知臣上田 栄寿親泊 智英武田 修身半野 元高柳 成徳土細工 利夫花井 淳
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2012 年 54 巻 11 号 p. 3567-3573

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抄録
微小印環細胞胃癌は内視鏡的形態的変化が乏しいことより臨床発見はまれであり,まとまった報告は少ない.今回われわれは微小印環細胞胃癌4例を経験したため,内視鏡的特徴,病理学的特徴を検討した.病変は境界明瞭な褪色域であり,インジゴカルミン色素散布にて病変部にも胃小溝を連続して認め,病変の認識がかえって困難となった.内視鏡的特徴を考慮し,胃粘膜の十分な洗浄,空気量の調節を行うことにより早期診断ができる可能性がある.
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© 2012 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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