日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
蛋白漏出性胃腸症を伴う好酸球性胃腸炎の1例
朝山 直樹北台 靖彦永井 健太東山 真松尾 泰治佐野村 洋次岡 志郎吉田 成人上野 義隆伊藤 公訓田中 信治茶山 一彰
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2013 年 55 巻 11 号 p. 3555-3561

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抄録
症例は20歳,女性.主訴は心窩部痛,下腿浮腫.初診時血液検査で末梢血好酸球分画の増加と低蛋白血症を認めた.上部消化管内視鏡検査では胃体部に発赤,腫大した皺襞,びらん,及び白色滲出物の付着を広範に認め,生検組織で粘膜内に多数の好酸球が浸潤していた.腹部超音波検査と腹部CT検査で層構造の保たれた胃壁の肥厚と少量の腹水を認めた.蛋白漏出シンチグラフィーより蛋白漏出性胃腸症を伴う好酸球性胃腸炎と診断した.本症例はステロイド剤を使用することなく,プロトンポンプ阻害剤と粘膜保護剤のみで症状,検査所見とも短期間で改善した.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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