日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
迷入した膵管ステントを血管内処置具により回収し得た1例
加藤 功大峯松 秀樹真喜志 知子千代田 啓志大城 拓巳羽根田 賢一大中 祐太郎
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2013 年 55 巻 11 号 p. 3598-3604

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抄録
症例は54歳の女性.急性化膿性胆管炎を発症し胆管ドレナージ目的の胆管ステント留置術を施行し,ERCP後膵炎を予防するために膵管ステントを留置した.後日,腹部CTにて膵体部に膵管ステントが迷入していることが判明した.このため,膵管ステント抜去術を施行した.膵管径が小さく,内視鏡処置に苦慮することが予想され,血管内処置具であるGooseNeckTM Microsnareを使用し回収することができた.2012年より内視鏡的膵管ステント留置術が保険収載となり,今後こうした症例が増えてくる可能性がある.今回デバイスを工夫することで比較的容易に抜去し得た症例を経験したため報告する.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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