日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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原著
未分化型早期胃癌適応拡大病変の臨床像の検討
平澤 俊明, 山本 頼正, 藤崎 順子, 鈴木 翔, 谷口 智香, 堀内 裕介, 松尾 康正, 吉澤 奈津子, 菅沼 孝紀, 岡田 和久, 大前 雅美, 窪田 学, 石山 晃世志, 土田 知宏, 星野 惠津夫, 五十嵐 正広, 三木 一正
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2013 年 55 巻 5 号 p. 1625-1632

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抄録
【背景】未分化型粘膜内癌は20mm以下で潰瘍がなく,脈管侵襲陰性であれば,ESDの適応拡大と規定されている.しかし,未分化型は早期に粘膜下層に浸潤し,潰瘍を伴うため,未分化型適応拡大は比較的稀な病変である.今回,ESDを行った未分化型適応拡大の検討を行った.
【方法】ESDを行い,術後病理診断で未分化型適応拡大の治癒切除と診断した109症例110病変を検討した.
【結果】平均腫瘍径は8.8mmで10mm以下の病変が70%であった.病変はM領域多く,褪色を含む病変が86%,背景粘膜は非萎縮粘膜が58%であった.Helicobacter. pylori(H. pylori)陰性胃癌を18%に認めた.
【結論】未分化型適応拡大病変の拾い上げには,M領域の小さな褪色に注目して観察する必要があり,H. pylori陰性胃癌にも注意が必要である.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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