日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
有茎性隆起性形態を呈した横行結腸神経鞘腫の1例
原田 岳倉地 清隆中村 光一原 竜平間 浩之石松 久人阪田 麻裕中村 利夫今野 弘之
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2013 年 55 巻 7 号 p. 2011-2017

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抄録
症例は41歳,女性.健診で便潜血陽性を指摘され,下部消化管内視鏡検査で横行結腸肝彎曲側に径約2cmの有茎性隆起性病変を認めた.切除検体の病理学的検査で横行結腸神経鞘腫と診断された.大腸神経鞘腫は稀な疾患で,粘膜下腫瘍として発見されることが多く,自験例のように有茎性隆起性形態を呈する症例は極めて稀である.本例は病理学的検討から,腸管壁浅層の神経(Meissner神経叢)から発生した腫瘍であると思われた.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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