日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
食道癌術後難治性吻合部狭窄に対して回収可能な食道ステント留置を行った3例
岡本 浩一二宮 致丸銭 祥吾斎藤 裕人牧野 勇中村 慶史尾山 勝信北川 裕久藤村 隆太田 哲生
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2014 年 56 巻 11 号 p. 3792-3797

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抄録
食道癌術後の食道胃管吻合部狭窄は,しばしば頻回な拡張処置を要し,患者のQOLを著しく障害する合併症である.今回難治性反復性吻合部狭窄に対して,回収可能な食道ステント(Flexella-J Esophageal Stent)の使用により良好な開存が得られた3症例を経験した.ステントの選択と留置後のメンテナンスには注意を要するが,難治性吻合部狭窄に対する本ステント留置は,従来の食道拡張術と比較してより良好で長期的な吻合部開存とQOLの改善が期待できる治療法であると考えられた.
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© 2014 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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