日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
大腸に発症したII型腸管症関連T細胞リンパ腫の1例
田村 次朗熱海 恵理子島袋 耕平金城 徹武嶋 恵理子金城 渚外間 昭加藤 誠也大島 孝一藤田 次郎
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2015 年 57 巻 6 号 p. 1378-1384

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抄録
症例は66歳男性.平成25年10月に下痢,腹鳴,腹部膨満感の精査目的に当科入院となった.大腸内視鏡検査(colonoscopy以下CS)で肝弯曲部に広範囲にわたる粘膜の浮腫状変化・微細顆粒状変化を認めた.S状結腸に汚い壊死物質の付着した全周性の潰瘍を認めた.また直腸に7mmのIsp型ポリープを認めた.ポリープのEMR検体の病理像から大腸原発腸管症関連T細胞リンパ腫と診断した.当院血液内科にて化学療法施行し,完全寛解となった.診断から13カ月経過した現在も完全寛解を維持している.
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© 2015 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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