2019 年 61 巻 12 号 p. 2575-2581
超音波内視鏡下穿刺吸引法(Endoscopic ultrasound-guided fine-needle aspiration;EUS-FNA)は,体腔内の腫瘍性病変に対する病理組織学的診断には,その安全性と確実性から,必須の手技であるといえる.近年,高齢化に伴い,虚血性心疾患や脳血管障害の治療や予防目的に抗血栓薬を内服する患者は増加し続けている.このような患者に対し,EUS-FNAを施行する機会も増えてきており,適切な周術期服薬マネージメント,および出血性偶発症に対する対処が必要となってくる.