日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
手技の解説
Red Dichromatic Imagingを使用した大腸ESDの実際
山下 賢 岡 志郎田中 信治
著者情報
ジャーナル フリー HTML

2022 年 64 巻 5 号 p. 1140-1146

詳細
抄録

Red Dichromatic Imaging(RDI)は3種類の特定の波長光を照射し,コントラストを形成する新規画像強調内視鏡(Image-enhanced endoscopy:IEE)である.光の強調処理の違いにより3種類のmodeに分けられ,各modeの特性に応じた効果が期待される.大腸ESDではmode1とmode2を状況に応じて使用する.RDIの効果としては,①深部組織の視認性を向上する,②動静脈の鑑別を容易にする,③出血時の迅速な止血を可能にする,④脂肪によるレンズの曇りを改善する,などが挙げられる.術者はRDIの特性を十分に理解し,状況に応じて使用することが望ましい.

著者関連情報
© 2022 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top