本邦では小児消化器病医が不足しているため,小児患者の消化器内視鏡検査は消化器内視鏡医が担当することが多い.市中病院では異物除去など,消化器内視鏡医が内視鏡検査の必要性に迫られることが多いが,内視鏡器具の選択・麻酔管理・家族への説明など,成人に対する内視鏡検査とは異なった対応・診療姿勢が求められる.さらに異物除去以外にも,小児特有の疾患に対する知識をもって内視鏡検査に臨むことが要求される.小児内視鏡検査を消化器内視鏡医が行う際には,小児科医との間で十分な連携・情報共有を行うことが重要であるが,将来的にはより多くの小児内視鏡医の育成が期待される.