2026 年 68 巻 4 号 p. 332-337
近年,underwater EMRやESDといった浸水下での内視鏡手技が行われている.浸水下の利点としては,浮力や水圧を利用できることに加え,腸管を過伸展あるいは過送気させることなく手技を遂行できる点が挙げられる.これらの利点は留置スネアを用いたポリペクトミーにおいても同様に当てはまり,手技の効率性向上に寄与する.非浸水下と比較して手技時間の短縮が可能であり,さらに非浸水下で処置が困難な場合にも浸水下へ切り替えることで処置を完遂できる.本稿では,浸水下における大腸有茎性病変に対する留置スネア併用ポリペクトミーの手技概要を解説する.