日本消化器内視鏡学会雑誌
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手技の解説
ERCP関連穿孔に対する対処法
小林 陽介 室久 剛細田 佳佐
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2026 年 68 巻 5 号 p. 1076-1088

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抄録

ERCPにおいて,「穿孔」は重大な偶発症の一つである.内視鏡操作やERCPでの各手技が要因となり,消化管,乳頭部,胆管,膵管のいずれの部位においても発生する可能性がある.穿孔部位によっては腹膜炎,敗血症,膵炎などを併発し生命に関わることもあるため,迅速に診断し,適切に対応する必要がある.状態によっては,保存的治療で改善することもあるが,外科治療を要することもあり,外科との連携した対応が望ましい.穿孔の発見のためには,全身状態の変化とともに,内視鏡画像および透視画像の異常に注意する.診断や重症度評価のうえではCTも含めた評価が望ましい.ERCPに関連した穿孔に関し,穿孔の概要,原因,対処法とともに,穿孔を予防する観点から処置の基本操作,注意点を含め解説する.

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© 2026 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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