日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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レーザーコアグレーターの基礎的検討と臨床への応用
水島 和雄原田 一道岡村 毅与志松田 朋子林 英樹並木 正義葛西 真一水戸 廸郎井原 和夫渥美 和彦西坂 剛
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1979 年 21 巻 8 号 p. 938-947_1

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抄録
西独,MBB社のYAGレーザーコアグレーター(MediLas)の止血効果と安錐につ謹礎的検討を行い,次のような結果を得た. (1)正黼粘膜へYAGレーザーを照射すると中心が白色に変色凋辺に円形の発赤と浮腫が認められた.照射後に生ずる醐は約3~4週で治癒した.(2)穿孔の纖性の棚では,出力45w,3秒,8回,出力65w,3秒,3回でも穿孔は認められなかった.(3)醐鏡下で生検鉗子により作成した出血モデルでは,出力45wで平均7.4秒,出力60wで平均5.5秒で止血した.出力20w,30wでは止血しない例があり,45w以上の出力が必要と考えられた.(4)照射止血後に生じた潰瘍は4~5週で治癒した.(5)開腹により粘膜を切りとり作成した動脈性の出血では,出血量は1分間平均6.1ccであったが,これに対しては出力40wで平均し18.0秒,出力50wでは平均15.7秒で止血した.(6)腸間膜動脈の出血では,血管径約1mmまで止血可能であった.また,血流量や血流速度により止血効果が異なると考えられた.(7)肝・腎・脾への照射では,出力45w,3秒にてそれぞれ5mm,5mm,2mmの深さまで光凝固による変化が認められた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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