日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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試作胃ファイバースコープFGS-CMX?の使用経験(第1報)
竹内 憲飯田 洋三多田 正弘原田 元佐高 万理夫後藤 一紀斉藤 満榊 信廣河原 清博藤田 潔渡辺 正俊岡崎 幸紀竹本 忠良
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1981 年 23 巻 6 号 p. 842-844_1

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抄録
胃ファイバースコープの記録性の向上を目的として開発された先端カメラ付胃ファイバースコープFGS-CMXを改良したFGS-CMXIIが試作された. FGS-CMXIIは電子式シャッターとEE機構による1,000分の1秒までのシャッター速度連続可変機構をそなえており,プレの防止,近接撮影時のハレーションの減少などをはかっている. われわれは63例にFGS-CMXIIを使用した胃内視鏡検査を行った.プレの防止についてはほぼ満足のゆく結果が得られたが,その他の記録性については十分満足のゆく結果はえられなかった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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