日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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胃の陥凹性病変の拡大内視鏡観察―特に微小胃癌の診断限界について―
大井田 正人広門 一孝岡田 信之小泉 和三郎横山 靖三條 晃郎真玉 寿美夫西元 寺克礼岡部 治弥比企 能樹五十嵐 正広
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1983 年 25 巻 2 号 p. 193-203

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抄録
拡大内視鏡GIF-HMを用い胃の陥凹性病変(胃癌,胃潰瘍,異型上皮巣,ビラン)の表面粘膜模様の特徴について検討を行った.その結果,胃癌の特徴的粘膜模様は不整結節状粘膜とそれに付随する無構造粘膜である事が判明した.さらに,拡大内視鏡の質的診断の限界を知る目的で20mm以下の小さな早期胃癌30病変(うち10mm以下14病変,5mm以下9病変)の検討を行った.5mm以下の微小癌は通常観察で1例(11%)しか診断できなかったが,拡大観察では5例(56%)の診断をえる事ができた.しかし,2mm以下のものは存在診断すらできず,3mmのものは質的診断が行えなかった.加えて,拡大内視鏡の診断における問題点を実体顕微鏡所見,組織所見もあわせ検討を行った.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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