抄録
今回汎用型パーソナルコンピューター(NEC-PC9801E)を使用し独自のプログラムをBASIC言語により開発し,上部消化管内視鏡検査のデータ処理を試みた. 当システムの最大の特徴は,廉価で簡便であることと,他機種への移植が容易であることである.入力方法はCRTとの対話形式をとっており,10項目を設定した.診断の入力については,IRDコードを参考に5桁のアルファベットを使用した.8インチ両面倍密度のフロッピーディスク1枚に約4,800症例が記録可能であり,その検索能力は3,000症例を約3分で処理でき,重複検索は無限に可能である. このシステムを導入してからは,症例検索が著しく容易となり,所要時間も短縮された.