日本消化器内視鏡学会雑誌
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電子内視鏡を用いた胃粘膜機能画像解析の検討
辻 晋吾佐藤 信紘川野 淳福田 益樹永野 公一荻原 達雄房本 英之鎌田 武信
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1987 年 29 巻 3 号 p. 481-485_1

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抄録
消化管疾患診断において画像診断は重要な位置を占めているが,近年画像処理を駆使して画像診断の精度を向上する試みがなされている.一方,電子内視鏡が開発され,本装置による画像処理に期待が寄せられている. 今回,われわれはWelch-Allyn社製電子内視鏡を画像解析装置に直接接続し,内視鏡画像からのシグナルを処理し,胃粘膜血液量画像の作成を試みた.得られた画像と反射スペクトル解析法により得られた粘膜ヘモグロビン濃度との関係について検討した結果,電子内視鏡から得られたシグナルは粘膜―内視鏡間の距離4~6cmの間で,粘膜ヘモグロビン濃度と正の相関を持つことが明らかとなった. さらに,脱血ショック負荷時のラット胃粘膜血液量分布の変動を検討したところ,脱血時の胃粘膜血液量は不均一に低下することが明確に示された.本法は内視鏡を用いた消化管血流機能解析に有用であると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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