日本消化器内視鏡学会雑誌
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Gastritis cystica polyposaと合併した残胃早期癌の検討
細川 治山道 昇中泉 治雄武田 孝之津田 昇志山崎 信
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1988 年 30 巻 2 号 p. 314-320_1

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抄録
 1971年から1985年までの15年間に当施設で手術治療を行った残胃早期癌は12例である.この12例の切除標本を検索して,残胃吻合部において吻合部ポリープ状肥厚性胃炎GCPと癌が立体的に重なって存在した症例を,GCPと残胃早期癌が合併した症例として検討すると,3例がこれに該当した.3例ともにBillroth II法再建術を受けて20年以上経過した症例であり,GCPは吻合部大彎を中心に発達しており,癌はこの表層側に存在した.癌の肉眼型は2例が隆起I型,1例がIIa+IIc型を呈しており,組織型は高分化管状腺癌,中分化管状腺癌,印環細胞癌が各々1例であった.この3例の癌の部位,GCPの部位,腺窩上皮の部位,固有腺壁細胞の部位のCEA,CA19-9の免疫組織学的局在を検索したところ,癌,GCPは陽性であり,腺窩上皮,壁細胞は陰性であった.GCPと癌の関連性が免疫組織学的にも裏付けられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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