日本消化器内視鏡学会雑誌
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潰瘍性大腸炎(全大腸炎型,左側大腸炎型)再燃時罹患部位の推移の検討
五十嵐 正広勝又 伴栄瀬川 謙一岡田 豊次山本 佳正本間 二郎三富 弘之三橋 利温岡部 治弥
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1988 年 30 巻 4 号 p. 693-699_1

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抄録
潰瘍性大腸炎(全大腸炎型と左側大腸炎型)再燃時罹患部位の推移について検討した.対象は,全大腸炎型23例,左側大腸炎型25例である.再燃罹患部位の推移は,下部再燃型(62%),同部位再燃型(18%),区域再燃型(12%),拡大再燃型(8%)の4型に分類された.区域再燃型は全大腸炎型にのみみられ,上行結腸に限局するものもあった.したがって,再燃時の病期診断には直腸,S状結腸のみの観察では不十分であり全大腸の観察が必要である.全大腸炎型では前回と同様の再燃を呈するものは30%のみであり,再燃ごとに異なった型がみられ再燃型を予想することはできなかった.再燃時の内視鏡所見をビラン型と潰瘍型とに分類すると潰瘍型に区域再燃型,拡大再燃型が多く,外科的治療を要したものも潰瘍型に多かった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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