日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
超音波内視鏡(EUS)にて経過観察しえた胃悪性リンパ腫の1例
藤嶋 浩三澤 正丸岡 彰豊田 隆敏原田 直彦壁村 哲平今薗 靖博田中 晃千々岩 芳春
著者情報
ジャーナル フリー

1988 年 30 巻 4 号 p. 749-752_1

詳細
抄録
患者は74歳男性,上腹部腫瘤を主訴に来院し,胃X線,内視鏡検査及び直視下擦過細胞診にて胃悪性リンパ腫と診断した.超音波内視鏡検査(Endoscopic Ultrasonography,以下EUSと略)では胃壁の5層構造が消失した均一な低エコー像を認めた.白血化を認めたため化学療法を施行し,治療後のEUSで第2層の軽度腫大,均一な低エコー化とともに第3層及び第4層の再明瞭化が認められ,胃悪性リンパ腫の治療効果判定に対するEUSの有用性が示唆された.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top