日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ヒートプローブによる大腸ポリープの治療(プローブの改良について)
多田 正大磯 彰格大塚 弘友清水 誠治青木 美博藤本 荘太郎慎 〓正川本 一祚川井 啓市
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1990 年 32 巻 3 号 p. 642-649

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抄録
 化管腫瘍・ポリープに対する内視鏡的治療法にはさまざまな方法があるが,ヒートプローブ法は通常の高周波電流を用いたポリペクトミーでは治療が困難な広基性・扁平ポリープの治療に効果がある.さらにヒートプローブ装置の加熱用プローブに改良を加え,先端部を4.5mmと大型にして腫瘍の広い面積を焼灼できるように工夫した.したがって1回の通電によってより広い範囲を焼灼でき,より少ない熱量で病変部の治療ができた.改良型プローブを用いて,その安全性についての基礎的検討の後,臨床応用がなされたが,扁平な大腸ポリープ2症例に対して安全に,効率的に治療ができた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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