日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
十二指腸静脈瘤破裂の1例
工藤 欣邦谷口 友章松永 研一西宮 実藤岡 利生那須 勝御手洗 義信吉山 一浩
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 33 巻 2 号 p. 304-311

詳細
抄録
十二指腸静脈瘤破裂の1例を経験した.本症例に対し,内視鏡的硬化療法及び経皮経肝静脈瘤塞栓術を行うも止血し得ず,緊急開腹手術施行,血行郭清及び静脈瘤結紮術を行った.十二指腸静脈瘤は完全に止血し得たが,術後食道静脈瘤破裂のため死亡した.十二指腸静脈瘤破裂は既報告例の検討では,保存的に治療された症例の多くは再出血を来たしており予後も悪く,当初より外科的治療を検討すべきであると考えられた.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top