日本消化器内視鏡学会雑誌
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経皮経肝胆道鏡(PTCS)で摘出し得た主膵管内迷入胆石の1例
内田 潔木村 昌之神谷 順一森瀬 公友
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1991 年 33 巻 2 号 p. 317-325

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抄録
 総胆管結石に急性膵炎を合併した患者に対し,PTCS下に総胆管結石切石後,胆道鏡を主膵管内に挿入し膵管内に迷入した胆石を除去し得た1例を報告した.成分分析では,総胆管結石と同様の成分からなるビリルビンカルシウム石であり,総胆管結石が膵管内に迷入したものと考えられた.膵管内結石摘出後は血清アミラーゼは上昇せず,本例では胆石膵炎の発症機序の一因として,主膵管内へ迷入した結石の関与が推測された.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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