日本消化器内視鏡学会雑誌
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超音波内視鏡が有用であった脾動脈瘤の1例
貞本 由美田中 信治島本 丈裕鈴木 武彦渡辺 千之藤堂 祐子岡本 志朗山本 剛荘小笠原 秀和豊島 仁吉原 正治春間 賢隅井 浩治梶山 梧朗
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1991 年 33 巻 3 号 p. 554-561

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抄録
症例は56歳,女性.内視鏡検査で胃体上部大彎後壁にbridging foldを伴う隆起性病変を認め粘膜下腫瘍と診断した.糊莫下組織生検を予定したが,超音波内視鏡で病変は胃外性血管性腫瘤と判明し,行わなかった.腹腔動脈造影で脾門部に1cmの嚢状動脈瘤を認め,脾動脈瘤が胃糊莫下腫瘍様所見を呈したと確診した.糊莫下鵬の診断に対し粘膜下生検は有用であるが安全に施行するために施行前の超音波内視鏡が必要と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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