日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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平滑筋腫に合併した胃カンジダ症に対する内視鏡的ミコナゾール局注療法の1治験例
萩原 秀紀久保 光彦野呂 義隆辻本 正彦石橋 一伸笠原 彰紀林 紀夫川野 淳房本 英之伊藤 昭和鎌田 武信
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1991 年 33 巻 3 号 p. 549-553_1

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抄録
症例は78歳男性.抗潰瘍療法及び広域抗生剤使用後,噴門部の粘膜下腫瘍頂部に潰瘍と黄白色の不整隆起を生じ,生検で平滑筋腫に生じた胃カンジダ症と診断した.アムホテリシンB経口投与は副作用を認め,ミコナゾール静注は無効であったが,内視鏡的ミコナゾール局注療法によりカンジダ症は治癒した.胃平滑筋腫上の潰瘍性病変にカンジダ感染を認めた例は他に報告がなく,限局性胃カンジダ症に対し同療法は有効であると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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