日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
内視鏡的に止血し得た急性出血性直腸潰瘍の1例
飯塚 政弘千葉 満郎石井 伸明大高 道郎伊藤 良児玉 光正宗 研小林 満
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1991 年 33 巻 4 号 p. 766-770_1

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抄録
 56歳,男性.多発リンパ節転移を伴う食道癌のため1988年10月17日当院放射線科入院,放射線療法施行,疼痛に対しボルタレン座薬を使用し,30日後肛門出血がみられ当科に紹介.内視鏡検査で直腸下端に凝血塊を伴う潰瘍が認められた.8日後,潰瘍は改善したが露出血管より突然拍動性出血をきたしたためエタノール局注施行,以後再出血はなかったが基礎疾患のため死亡.本症で露出血管がみられる場合,本法は有効な治療法と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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