市立旭川病院内科
市立旭川病院病理
旭川医科大学第3内科
1991 年 33 巻 5 号 p. 947-955
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症例は61歳女性.胃集検で胃体下部の病変を指摘され,近医にて胃粘膜下腫瘍として経過観察されていた.病変発見より約6年3カ月後に,心窩部不快感とタール便を主訴として当科に入院.内視鏡検査で胃体下部に凝血が付着した深い潰瘍を伴い,立ち上がりが急峻な赤色調の強い粘膜下腫瘍を認めた.CTで脂肪腫を示唆する所見が得られた.出血を伴った脂肪腫を疑い胃切除術を施行した.腫瘍は大きさ4.5×3.3×1.5cm,組織学的に脂肪腫であった.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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