日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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大腸ポリポージスの所見を欠いたCronkhite-Canada症候群の1例
藤:森 芳史赤松 泰次宮原 秀仁松田 至晃松沢 賢治牛丸 博泰大和 理務武川 健二上条 寿一古田 精市
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1991 年 33 巻 7 号 p. 1435-1441_1

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抄録
症例は59歳男性.食欲不振を主訴に受診し多発性の胃ポリープ,四肢の爪甲変形より,Cronkhite-Canada症候群と診断した。大腸には小ポリープを数個認めたのみで,禿頭,色素沈着はなく,典型的なCronkhite-Canada症候群に比べ,不全型とも言える病態を呈していた.治療としてステロイド剤の投与を1カ月間行なったが症状は改善せず,抗プラスミン剤とH2プロッカーの追加投与を行ったところ症状の改善が認められた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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