A CASE OF LARGE BILE DUCT CARCINOMA SHOWING INTRADUCTAL PAPILLARY GROWTH

Tomomitsu TANI; Akitaka TANAKA; Makoto HOSHINO; Tomihiro HAYAKAWA; Yasutaka KAMIYA; Takayuki OHIWA; Tamaki YAMADA; Tomoyuki KUMAI; Asamitsu HIRANO; Kenji KATAGIRI; Makoto MIYAJI; Toshihiko TAKEUCHI

doi:10.11280/gee1973b.35.2495

胆管内を鋳型状に発育した巨大乳頭型胆管癌の1例

谷智満, 田中明隆, 星野信, 早川富博, 神谷泰隆, 大岩孝幸, 山田珠樹, 隈井知之, 平野朝光, 片桐健二, 宮治眞, 武内俊彦

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ジャーナルフリー

1993 年 35 巻 10 号 p. 2495-2501_1

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.35.2495

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抄録

　症例は76歳,女性閉塞性黄疸で入院.US,CTにて胆管の拡張と上中部胆管内よび下部胆管背側に腫瘤像を認めた.PTCでは上中部胆管内に7×3cmの透亮像を認め,PTCS下の生検で低分化型腺癌と診断した.血管造影では2つの腫瘍濃染像を認めた.胆管癌およびそのリンパ節転移と診断し,手術を施行した.本例は胆管内を鋳型状に発育した乳頭型胆管癌で,組織像が低分化型腺癌という極めて稀な症例であり報告した.

責任著者(Corresponding author)

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