浜松医科大学第1内科
浜松医科大学第1病理
藤枝市立志太総合病院消化器科
藤枝市立志太総合病院外科
藤枝市立志太総合病院臨床病理室
1994 年 36 巻 1 号 p. 37-42_1
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症例は54歳男性.人間ドックにおける食道透視にて異常を指摘され,精査のため入院となった.食道造影・内視鏡検査では,中部食道に中央に陥凹を伴う隆起性病変を認め,生検にて扁平上皮癌と診断され,食道亜全摘術を施行された.手術標本では,粘膜上皮と一部の粘膜下層には扁平上皮癌が見られるが,粘膜下層の腫瘍細胞の大部分は,未分化で充実胞巣状に増殖し,一部は篩状構造を呈しており,腺様嚢胞分化を伴っていると考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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