市立敦賀病院内科
金沢大学第2病理
1994 年 36 巻 1 号 p. 65-70_1
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症例は57歳,男性.腹水貯留(class 5)にて入院.表在リンパ節は触知せず,CT,骨髄生検,ガリウムシンチは異常なし.胃X線および内視鏡検査で胃体上部大弯に不整形潰瘍を伴った粘膜下腫瘍病変を認め,生検ではびまん性非Hodgikinリンパ腫中細胞型を呈し,免疫組織化学的染色ではUCLT-1染色のみ陽性から胃原発性T細胞性悪性リンパ腫stage4と診断した.CDDP腹腔内投与計3回,150mgにて腹水は消失し,胃病変は著明に縮小した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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