日本消化器内視鏡学会雑誌
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SLEにみられた大腸潰瘍よりの出血に対しクリップにより縫縮止血しえた1例
清水 伸一山口 彰則那須 正道松本 繁巳埴岡 啓介藤盛 孝博出射 由香千葉 勉千原 和夫
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1994 年 36 巻 2 号 p. 397-403_1

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抄録
SLEの血管炎にもとつく大腸潰瘍からの出血をクリップで止血した後,ステロイド大量療法で治癒しえた1例を報告した.症例は45歳の女性.SLEの再燃で入院加療中に大量の下血をきたし緊急大腸内視鏡検査を行ったところ下行結腸に出血性潰瘍を発見しクリップで縫縮止血した.その際に得た生検組織より組織学的に血管炎を証明したのでSLEに合併した大腸潰瘍と診断しステロイド剤を増量したところ大腸潰瘍は治癒した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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