THREE CASES OF RECTAL CARCINOID TUMORS: USEFULNESS OF ENDOSCOPIC ASPIRATION MUCOSECTOMY

Gisen KIN; Masahiko SAKAI; Toru KAJIYAMA; Ayao TORII; Hiroyuki KISHIMOTO; Kyoko MURAKAMI; Shunji UEDA; Minoru OKUMA; Tetsurou INOKUMA; Toshiyuki KIMURA; Toyohiko HONDA; Hisashi ONODERA

doi:10.11280/gee1973b.37.103

内視鏡的吸引粘膜切除法により治療した直腸カルチノイドの3例

金義宣, 酒井正彦, 梶山徹, 鳥居惠雄, 岸本浩之, 村上恭子, 上田俊二, 大熊稔, 猪熊哲朗, 木村利幸, 本田豊彦, 小野寺久

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1995 年 37 巻 1 号 p. 103-108_1

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.37.103

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抄録

　下部直腸の直径10mm以下のカルチノイド3例を,内視鏡的吸引粘膜切除法(Endoscopic Aspiration Mucosectomy-EAM)により切除した.内視鏡吸引を用いて挙上するため容易に病変部を絞扼でき,粘膜下層を主座とする病変を深部に取り残しなく完全切除し得た.切除標本は類円形で,病変部は中央に位置し,標本表面は多少の鬱血はあるものの粘膜の挫滅はなく,術後の病理組織学的検討は容易であった.

責任著者(Corresponding author)

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