日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ステロイドと抗プラスミン剤の併用により著明な改善を認めたCronkhite-Canada症候群の1例
山下 拓宮澤 正行鈴木 孝良鈴木 弘之原澤 茂梅村 しのぶ唐沢 博之三輪 剛
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1996 年 38 巻 1 号 p. 45-50_1

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抄録
症例は62歳女性.嘔気嘔吐,食欲不振,味覚障害,頻回の水様性下痢にて他院入院.その後低蛋白血症,脱毛,爪甲脱落を認め,精査加療のため当院紹介転院.胃に多発性隆起性病変を認め,小腸及び大腸には隆起性病変は認めなかったが,Cronkhite-Canada症候群と診断した.ステロイド,抗プラスミン剤の併用により自覚症状,外胚葉系の変化(脱毛,爪甲異常,皮膚色素沈着),消化管ポリポーシスのすべてにおいて著明な改善を認めた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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