大阪市立総合医療センター消化器内科
大阪市立十三市民病院内科
大阪市立大学第3内科
1997 年 39 巻 1 号 p. 84-88
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症例は35歳,男性で,腹満感を主訴に当科を受診した。患者は10年前より過敏性腸症候群の症状を有しており,また,排便時に10分以上息む習慣をもっていた.下部内視鏡検査にて肛門縁より約5cmの直腸に全周性で帯状の発赤した粘膜を認めた.生検の結果,fibromuscular obliterationの所見を認め,直腸粘膜脱症候群と診断した.超音波内視鏡では第3層の肥厚と第3層内のmicrocystic lesionを認めた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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