日本消化器内視鏡学会雑誌
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生検にて診断しダナゾール内服により消退傾向を示した直腸子宮内膜症の1例
藤原 明子井上 裕史深澤 真子桑原 直昭佐々木 博雅友田 純水野 元夫辻 孝夫嶋本 文雄
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1997 年 39 巻 1 号 p. 89-94

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抄録
患者は36歳女性.血便を主訴として来院.大腸内視鏡検査を施行したところ,直腸前壁に粘膜下腫瘤様隆起を認め,表面には大小不同の発赤した顆粒状変化を伴っていた.月経に一致して血便,下腹部痛がみられた.直腸生検組織標本の追加切片で子宮内膜腺管を確認し,直腸子宮内膜症と診断した.挙児希望のためダナゾール内服治療を行い,その後の内視鏡検査で病変の消退傾向を確認した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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