日本消化器内視鏡学会雑誌
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Helicobactey pylori(HP)の胃粘膜切除後潰瘍における潰瘍治癒,粘膜血流に及ぼす影響についての検討
足立 経一, 橋本 朋之, 末次 浩, 石村 典久, 串山 義則, 鍜治 武和, 勝部 知子, 天野 和寿, 石原 俊治, 平川 和也, 天野 祐二, 福田 亮, 渡辺 誠
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1997 年 39 巻 12 号 p. 2380-2385

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抄録
 早期胃癌,胃腺腫に対して粘膜切除術を施行したHelicobacter pylori(HP)陽性34症例41病変,陰性13症例17病変を対象として,HP感染の潰瘍治癒,粘膜血流に及ぼす影響についての検討を行った.H.P陽性と陰性の比較では粘膜切除後潰瘍の治癒,潰瘍辺縁の経時的粘膜血流の変動には差を認めなかったが,内視鏡的な治癒期においてHP陰性潰瘍の粘膜血流比(潰瘍辺縁血流/背景粘膜血流)がHP陽性潰瘍に比して有意に高い値を示した.πP感染が潰瘍辺縁の局所性因子に影響を与え,治癒期の血流を低下させていると推測された.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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