日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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透明キャツプ装着内視鏡にて治療した輸入脚閉塞症の1例
渡辺 文利本田 聡及川 哲郎窪田 裕幸吉井 重人樋口 良太花井 洋行金子 栄蔵
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1997 年 39 巻 4 号 p. 797-801

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抄録
 症例は68歳の男性で30年前に胃切除の既往があり腹痛,嘔吐を主訴に来院.黄疸を認め,腹部超音波およびCT検査にて肝内胆管の拡張と輸入脚である二十指腸の著明な拡張を認め,輸入脚閉塞症とそれに伴う閉塞性黄疸と診断.内視鏡先端に透明キャップを装着し輸入脚への挿入を可能とし,腸内容物の内視鏡下吸引とカテーテルによる体外へのドレナージにて治療しえた.治療後8カ月経過するが現在も再発は認めていない.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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