日本消化器内視鏡学会雑誌
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内視鏡検査で診断できた大動脈十二指腸瘻の1例
銭谷 明三梨 桂子小田嶋 傑高橋 廣巳大久保 俊治正宗 研
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1997 年 39 巻 7 号 p. 1249-1253

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抄録
 症例は79歳,男性.14カ月前に両側総腸骨動脈瘤に対しY字型人工血管置換術を施行.平成8年5月5日から下血,吐血が出現し,ショック状態となり入院.内視鏡にて十二指腸水平部に周囲が隆起した潰瘍を認め,内部に縫合糸が観察されたため,大動脈十二指腸瘻と診断した.その際,病変部口側にクリッピングを施行した.その後施行した腹部CT,大動脈造影で,人工血管中枢側吻門部腹側にクリップを認め,人工血管との瘻孔部位を同定し,手術を施行した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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