獨協医科大学越谷病院消化器内科
獨協医科大学越谷病院消化器病理
1997 年 39 巻 9 号 p. 1591-1596
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症例63歳男性,水様性下痢および下腹部痛を主訴に来院した.入院時,両側頸部に軽度のリンパ節腫脹を,下腹部に圧痛を認めた.消化管造影および内視鏡検査で,胃では粘膜皺襞が肥厚し,また腸管のほぼ全域で,山田1~II型の小隆起性病変が多発していた.胃,大腸からの生検でB細胞型非ホジキン悪性リンパ腫を認め, MLPを呈した悪性リンパ腫と診断した.化学療法を行い,消化管の隆起性病変と頸部リンパ節の腫脹は著明に縮小した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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