A CASE REPORT OF LACK OF EXPRESSION OF C-KIT INGASTROINTESTINAL STROMAL TUMOR OF THE STOMACH

Tetsuaki MIZUTA; Shigeki TOMITA; Kazuaki KAMISAKA; Yuko ONO; Takahiro FUJIMORI

doi:10.11280/gee1973b.43.266

抄録

患者は83歳の男性.出血性胃癌粘膜下腫瘍に対して胃切除術を行った.同腫瘍は免疫組織学的には間葉系由来で筋肉系,神経系へ分化を呈さないGastrointestinal stromal tumor(GIST)と診断した.最近CKITを用いたGISTにおける診断価値が報告されているが,本症例のようにC-KITが陰性であったとする報告も存在しており,GISTを形態的に分類するだけではなく,細い分類する臨床的意義を検討することが必要と考えられた.

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