東邦大学第3外科
2003 年 45 巻 2 号 p. 168-171
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大腸良性狭窄にExpandable Metallic Stent(EMS)治療が有効であった1例を経験したので報告する.症例は74歳男性.下行結腸人工肛門閉鎖術術後に吻合部口側の折れ曲がりとねじれが原因のイレウスを発症,一般的保存療法で改善せず,気管芝用EMSを挿入し,イレウスを解除した.その後イレウスの再発は認められない.結論:下部消化管に対するEMSは悪性狭窄だけでなくこのような良性狭窄に対しても有効である.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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